年賀状は、新年の挨拶の手段として、日本では長く大切にされてきた風習です。

前年の感謝と新年の祝福を伝える年賀状は、温かい日本の年中行事の一つでしたが、近年は出す人の割合が減ってきています。

しかし、そのような時代だからこそ、お世話になった方々に年賀状を送ることは、非常に効果的です。

年賀状を出さない人や企業が増えるほど、送ってくれた人の印象がもらった人の記憶に残りやすく、特別な存在になり得ます。

年賀状を送った人や企業は、新年も一層の好感やご愛顧を受ける可能性があるでしょう。

この記事では、年賀状のメリットと豆知識、2025年（令和7年）おすすめ無料テンプレートの一部をご紹介しています。

お好きなデザインの年賀状テンプレートを楽しく選んでみてくださいね。

2025年（令和7年）おすすめの年賀状テンプレート

無料テンプレートは印刷してそのまますぐに利用可能！また、オリジナルデザインの年賀状を作りたい方は、デザインACを使えば簡単に編集することも可能です。

 巳（へび）年デザイン

2025年の干支である巳（へび）年デザインのおすすめテンプレートをご紹介します。

その他のデザイン

デザインACには、干支以外のデザインもたくさん揃っています。

年賀状の豆知識

年賀状の歴史と2025年（令和7年）の干支について解説します。

年賀状の歴史

平安時代、貴族たちは新年の挨拶を手紙（※1）で交わしていたとされます。

また、親族やお世話になった方の家をまわって直接挨拶をする年始回りも、そのころ始まったそうです。（※2）

江戸時代は、庶民も読み書きや手紙のやりとりができるようになり、多くの人びとの交流関係は以前より広くなりました。

そこで江戸時代頃の人びとは、新年の挨拶状を飛脚に届けてもらったり、年始回りで相手が不在の際は名刺にメッセージを書いて玄関に入れたりしたそうです。

明治時代には、郵便制度が整備され、年始の挨拶をはがきで出すという年賀状の日本文化が定着していきました。

それまでの年賀状には官製はがきが使われていましたが、昭和24年（1949年）になると、お年玉くじ付きの年賀専用はがきが誕生します。

夢のあるお年玉くじ付き年賀はがきは、戦後の復興に向けた国民の希望と相まって大ヒットを遂げ、その後も年賀郵便の取扱量は、平成5年（1993年）頃まで約45年間上昇し続けました。

※1：平安時代に生きた藤原明衡の文例集「雲集消息」の中に、年賀の手紙文例があり、現存する日本最古の年賀状と考えられています。

※2：貴族の年始回りは平安時代に始まったとされますが、宮廷（天皇の居所）での年賀の儀式は、飛鳥時代の大化の改新から行われていました。

2025年（令和7年）の干支

2025年は巳年（みどし）で、「巳」は胎児を描いた文字から成り、植物に種子ができる時期や蛇が脱皮するという意味と、「実」を結ぶ意味の両方を持つ縁起のよい干支です。

また、巳（蛇）は、繁栄の象徴ともされ、特に金運上昇が期待できるとも言われています。

2025年の年賀状のデザインを決めかねている場合は、ぜひ巳（蛇）が描かれているテンプレートを選んでみてはいかがでしょうか。

デザインACなら、おしゃれ、シンプル、可愛いなど、さまざまなデザインのテンプレートが無料で活用できます。

年賀状を出すメリット

年賀状を出すことで得られる代表的なメリットを下記にご紹介します。

元旦に新年の祝賀を伝えられる

新しい年の最初の日に「謹賀新年」や「おめでとう」とプリントされた年賀状を送ることによって、「あなたは私の大切な人なので、元旦に年賀状でご挨拶をしたい」という思いを相手に伝える効果があります。

昨年の感謝を伝えられる

年賀状は、例えば「昨年はお世話になりました。」と一言が書いてあるだけでも、日頃の感謝の気持ちを伝えることができます。

感謝を伝えられて、うれしくない人はほとんどいません。

年賀状を送る本人も、日頃はなかなか伝えられない思いを伝えられることで、すっきりとした心で新年を迎えられるはずです。

遠方に住む知人やしばらく疎遠の人とも連絡が取れる

年賀状は、遠方に住む知人や忙しい日々の中でしばらく疎遠になってしまった人などに連絡を取れる良い機会です。

例えば、結婚や出産の写真を印刷した年賀状を作成することによって、新しい家族や近況を報告できるメリットがあります。

豊富な種類の無料テンプレートがあるデザインACなら、好きなデザインを選んで、簡単にご自分や家族の写真を追加することが可能です。

新しい年も人間関係や仕事関係を良好にできる

年賀状を送ることは、相手に感謝や祝賀を伝えることだけではなく、自分や自社をアピールするための手段としても活用可能です。

年賀状を送らない人よりも、年賀状を送ってくれた人や企業の名前は記憶に留めておいてもらえる可能性が高まります。

住所や電話番号などに変更があった際も、年賀状に記載しておけば、連絡が途絶えてしまうのを防げるでしょう。

相手の性格や関係性にもよりますが、元旦に年賀状を送ってくれる人は「礼儀正しい」または「大切に思ってくれている」などと受け止められることが多く、年賀状を送らない人よりも特別な人や企業と見なされることが期待できます。

もし年賀状を出すか出さないか迷っているならば、新しい年も人間関係や仕事関係を良好にするためには出しておくことがおすすめです。

宛名印刷もデザインACにおまかせ

デザインACには宛名印刷機能もございます。詳しくは下記動画・ブログ記事をご覧ください。

動画：【デザインAC】宛名作成機能のご紹介

ブログ記事：
【無料】［デザインAC］年賀状のデザインをプリンターで印刷してみよう！

2025年（令和7年）年賀状の注意点

2025年（令和7年）の年賀はがきは、2024年11月1日から郵便局で販売されますが、昨年より年賀はがきの料金が高くなる点に注意が必要です。

2024年10月1日から郵便料金が改定されることに伴い、2025年用の年賀はがきも前年の63円から85円に変更になります。

年賀はがきの値上げ分を、デザインや印刷など他のコストで抑えたい方には、デザインACの無料の年賀状テンプレートがおすすめです。

無料でダウンロードした年賀状テンプレートは、SNSで送信することもできますよ。

まとめ 

年賀状は、大切な人とのつながりを深めることができます。

新しい年の始まりに、素敵な年賀状でたくさんの人々と幸せな気持ちを分かち合えますように。

無料の年賀状テンプレートを活用することで、皆様の年賀状作りが、手軽で楽しく充実したものになりますように。ぜひお気に入りのデザインを見つけてくださいね。

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